2019年1月27日 (日)

滑り止めの達人はメンテナンス業務でも達人であれ!!

            

            おそうじのプロアカデミーに参加します。

滑り止め稼業23年、溶剤開発20年、私も早67歳となりました。時が過ぎゆくのはあっという間です。現役という車のエンジンを切って数年も停止させていると、突然何かを頼まれてもエンジンのスイッチがなかなか入りません。
 おそうじのプロアカデミーの主催者に依頼を受け3か月になりようやく動き出す始末です。それでも私のノウハウやウンチクが滑り止め業者やメンテナンス業者の皆さんに活かされるのであればと、まんねん腰痛と診断された重い腰を上げる事にしました。
 床や壁等に付着する汚れは、貼られているタイルや石材の種類・成分・組成・構造や現場環境によって大きく変化するものです。今回はアカデミーの要望もありますので¨汚れの変化¨について書いてみたいと思います。
 タイル・石材の種類・成分・組成・構造の違いで汚れの何が変化するのか?これが理解出来ればタイル・石材のメンテナンスが前向きに効率的に変化していく筈です。
 次回から違いの1つ1つを私の経験則をもとに記していきますが、かなり大まかなものになると思います。細かく説明するとキリがないのですが、皆さんの疑問、質問には出来るだけ答えていきたいと思います。
次回へ
 
 
 

2016年9月13日 (火)

ME工法の真価は施工して初めて発揮される!

       防滑のトップであり続けたい・・・5

 〃スリップドクター〃は我々の商標でもあります。滑り対策の専門医としての誇りと自信を持って20年ただひたすら邁進してきました。

スリップドクターの重要な責務は、滑りを抑制することだけではありません。滑りを抑制する作業は外科医が手術するのと同じようなものです。もちろん研鑽と臨床経験を幾度も積み上げた外科医の技術力は尊敬に値しますし最も重要であると思います。

 私の申し上げる重要な責務とは手術後の処置です。合併症を防ぎ、元の健康な状態に戻す為にドクターが患者に何をすべきか・・・

 どんな薬品を投与すべきか、リハビリ、術後の経過はどうか、その患者を思う気持ちは患者が退院してから後も続くと聞いています。

 例えが少し大袈裟ではありますが滑り止めの世界も同じでなければならないのです・・・が、アドバイスは出来ても現場が旨く維持出来ていないのが現実でしょうか。・・・それは施工後のメンテナンスを施設の契約業者に委ねるしかない現実があるからです。

 施設側からメンテナンス契約の要請を打診されることも多々ありますが、基本的には辞退しております。メンテナンスを生業としている業者さんの仕事を奪うわけにはいきません。

 そこで契約業者にその現場に適したメンテナンス手法をマニュアル化し渡すのですが旨く行きません。時折抜き打ち的にメンテナンス中の現場に出向いたりもしました。メンテナンスの責任者に何故マニュアルを無視するのか問いかけると〃予算の関係があって無理〃と逃げの口実を言う始末。

 施設と予算の交渉をする勇気がないとも言うとったナ。

 しかたがないので我々が施設と交渉し洗剤等、現場を維持する為に必要なものを直接購入してもらい施設からメンテナンス業者に渡すと言う流れが出来上がってしまうのです。

 看護士(メンテナンス業者)さん〃もっとしっかりしいや。〃〃患者(現場)はアンタ達を頼りにしてまんねんで。〃

 冗談はさておき20年余り私はメンテナンス業者の地位向上を目指してきました。残念ながら独立してメンテナンス業を営む業者が増発し、契約金額の叩きあいが続発する昨今、自分の力量の乏しさに苛立ちすら覚えています。

 メンテナンス(維持管理)の世界も色々あると思います。例えばコンピュータ関係なんか料金上がっても下がる事はないナ。人の頭髪のメンテナンス(散髪屋)もそうやナ。殆ど毛の無い人からも金とりよる。車のメンテナンスなんて結構金かかるけどね。・・・ポリッシャー回しとるメンテナンス業者だけがなんで軽視されるんでしょうかね。美観の維持・安全の維持の為に頑張っとるのに〃なんでやねん〃・・・

 〃なんでやねん〃・・・実は私、メンテナンス業の皆さんの大半はその理由を知っていると思っています。技術不足・知識不足がそうです。そこで次回からは滑り止めの世界を真っ先に突っ走ったセーフティグループを統括する私が経験し克服してきた誤魔化し無しのメンテナンスに役に立つノウハウを少しづつ記していこうと思っています。皆で一流を目指してほしいのです。

次回へ

 

 

 

2016年7月18日 (月)

ME工法の真価値は施工して初めて発揮される!

   防滑のトッププロであり続けたい・・・4(裏切り・・)

 80種もの溶剤を理解させようとした事が仇となり仲間づくりが難しくなりました。・・・世の中は単純で実用性(ニーズ)があり手の届く価であれば商品は大ヒットするのが道理。・・・困窮に拍車をかける出来事が発生しました。

 私が指導をはじめたばかりの代理店が何でも『塗れば止まる』の単純発想で他で代理店ビジネスをはじめたのです。

 頭は悪かったが商売は上手なんでしょう。たった5種程度の溶剤を模造し僅か1年で数億稼いだようです。きちんと模造してくれていたらまだ納得もしたんですが・・・彼等の溶剤を手に入れテストしてみたら、やはり『塗れば止まる』の意味を誤解して理解しておりました。

 溶剤の酸濃度を必要以上にUPしたようで溶剤の中の界面活性剤が分解されていました。通常溶剤を塗れば床面に適量が定着するのですが、彼等の溶剤は水を塗布したかのように〃ちりじり〃に弾いてしまうのです。一体どうしてんだろうと彼等の施工現場を偵察しに行って目を疑いました。モップでべちゃべちゃに溶剤を塗布しているではありませんか。・・・矢で射る鴨を大砲で仕留めるようなものです

 医者は病状を知って適正な処置を施すものです。・・・私が幼少の頃、歯が痛い、頭が痛い風邪ひいたと言えばホイといつも〃正露丸〃出してくれた祖母を思い出します。祖母は何でも正露丸で治ると信じていたようです。(゚▽゚*)

 金儲けであれ何でアレ〃志〃を持つ事はよい事です。しかしながら、数年開発に明け暮れた私の真意、本意を理解せず、供与した施工マニュアルと溶剤のMSDSを乱用し、自分で溶剤を触らず化学メーカーに持ち込み製造を委託する等・・・無茶をやりおったのです。

 委託されたメーカーは床材(患者)を全く知りませんから彼等が〃いじくりまくった〃MSDSを基にびっくりするほど大きな正露丸を作り続けたのです。

 ちなみに以前に紹介したことですが〃もっと強く〃何分待つの?〃とか言った用語は彼等の溶剤(正露丸)がもたらした言葉なのです。溶剤が適正であれば強弱も時間も関係ないのです。

 医者(我々)は患者の病気(床材)が何なのか問診(現場調査)し診断(テスト施工)します。そこで病名(施工方法と溶剤の決定)が判断されるのです。治療(施工)が終わると薬(洗剤等)と処方箋(メンテナンスマニュアル)を出し患者に指示し患者はその指示を遵守し励行することで病気が治る(安全維持)のです。

 即ち、我々は多くの経験と豊富な知識を持ち得る医者(スリップドクター)でなければならないのです。

 

 

 次回へ続く

 

2016年7月11日 (月)

ME工法の真価値は施工して初めて発揮される!

      防滑のトッププロであり続けたい・・・3

 床材を覚えるのはそう簡単ではありません。♪上を向いて歩こう・・かの有名な坂本九の代表的な一曲ですが、21年前たった一枚のタイルに魅せられ心を奪われた私の応援歌となりました。・・♪下を向いて歩こう・・濡れたら滑りそうなモノないか・・・てな訳で外にいて歩く時はいつも下ばかり見てました。(笑)

 気になるタイルを見つけると即効でタイル販売店に直行。注文してはそのタイルに適応する溶剤のテスティングを繰り返す毎日を2年ほど続けたと思います。

 その結果、以前にも紹介したように私の実験室は床が抜け落ちんばかりのタイル・石材で埋もれる?ハメと相成りました。(笑)

 だんご3兄弟ではないけれど同じシリカと言うDNAを持ちながら、組成構造及び粒子形の相違・焼成温度と焼成時間等々多くの条件変化により溶剤反応がことごとく変化する様は興味をそそるし面白い。

 面白くて楽しくって平成11年半ば頃には80種余りの溶剤をつくっていましたね。・・・80種もの溶剤をつくった?・・・手前味噌ながら内藤さん凄いって思ったりしましたよ。(笑)

 弾(用意すべき溶剤)も出来たし次のステップ(仲間づくり)へ足を進めた直後、いくつかの大きな問題に直面しました。

 数社の代理店に5日間の研修を課しスタートしたのですが、皆なかなか理解してくれません。・・・GM(米国)レベルの塗ったら止まるは理解しよるのですが内藤流の適正適応のウンチクになると難しがってしまうのです。・・・80種もの溶剤をすべて使ってもらう為にその基本的な部分を指導したのですが・・・頭の固いいや失礼 (^-^; 生真面目な皆さんには受け入れにくいものと映ったようでした。

その4へ続く

 

 

 

2016年3月26日 (土)

ME工法の真価値は施工して初めて発揮される

     防滑のトッププロであり続けたい・・・2

 技術力を公言する二つ目の理由。我々は受注した現場に敷設される床材に合わせ適正反応する施工溶剤をその都度調合製造が出来るレベルにあります。

 防滑における技術力の主役は間違いなく〃適正溶剤〃であり一つ一つの溶剤には其々に作った根拠(翼)が存在するのです。単に防滑効果の強弱を表現するのは簡単な事です。

 最近業界に新規参入された皆さんを魅了した防滑の技術とはなんなのでしょうか。どんな根拠(翼)が付いているのでしょうか。一つ一つの溶剤がどの床材を対象に作られたのか不明である以上単純に強力な防滑効果に目を奪われたのでしょうね。

 防滑施工に使用する溶剤は適正に反応する溶剤である事は勿論ですが、1回の塗布量と塗布面積、そして塗布の際における力の加減も重要なポイントとなりますそれさえ出来ればいかなる床材であっても時間を気にせず、最後までただ塗布していけばいいのです。

 本章の1で防滑施工に技術はいらない、誰にでも出来ると記したのは上記の前提があっての事です。

 〃そんな事は研修で教えてもらったワ〃・・・優秀な皆さんは口を揃えてそう言うでしょね。弊社には10年を超える代理店が殆どですが未だに四苦八苦しながらやってますよ。

 技術はいらない、誰にでも出来ると言っておきながら未だに四苦八苦っておかしいと思われるでしょうね。弊社の代理店のデキが悪いのか?いいえそうではありません。私は相当の親バカではありますが、子供達(代理店)はトップランナー揃いと胸を張って言えます。

 20年間トラブル発生が〃ゼロ〃の実績が彼等の能力・実力を証明しているのです。四苦八苦を楽しんで頑張っているのです。

 10年選手が四苦八苦している姿はある意味前向きであって〃声援〃を送らずにはおれないのです。まして私は親バカですから。

 四苦八苦の理由は施工溶剤の選択にあります。

 そして適正溶剤の選択が防滑施工の優劣を決定させるのです。幾千幾万にも及ぶ床材に適した溶剤の選択は施工経験だけでは判断しにくいものです。〃床材を知れば溶剤との反応を想定出来るより安心し安定した施工を目指し10年選手の四苦八苦の努力は続いているのです。

 現場の床材は年々変化していきます。従って必ずしも私の指導通りにいくとは限らないのです。トッププロを目指し代理店がどんな行動をしているのか・・・以降に記していきたいと思います。

つづく

 

 

2016年3月20日 (日)

ME工法の真価値は施工して初めて発揮される

      防滑のトッププロであり続けたい・・・1

 錦織圭の活躍で最近私もテニスにハマっています。もちろん生涯ファンを誓った阪神タイガースは別格ですが・・・。

 ステージの中で培った能力を発揮できる圭ちゃんが羨ましくもあります。・・・弊社も一回だけ国交省主催の建築技術展で世界ランカー(大手ゼネコン他)を打ち負かし一等賞を貰った事はありましたが、当時世界唯一とも言えるこの技術を理解する人は現れませんでした。

 技術展で受賞した事により、土木学会誌がその技術を掲載し紹介してくれた事もありました。・・・そして幾つかの問い合わせはありましたが、数字でしか判断できない方々を理解させるには至りませんでした感覚と言うか、いわゆる官能世界は数字で明確に表現できない故に保全が難しいと言うのです。

 床材を知らない米国のGM社が車のスリップ対策として発想し、唐津焼の町で生まれ育ち陶器・磁器を熟知している私が人の滑り防止対策として手探りで床材毎の薬品反応テストを幾度も続け、各々の石材・タイルの持ち味に適した溶剤を創り出しました。

 ところが不本意にもいち早く世間にアピールしたのは私の元から離れた一部の新米代理店でした。代理店ビジネスをメインに全国展開をはじめたのです。目ざといって言うか、私が防滑に付けた翼に乗って飛び回っていました。随分と稼いだように聞いていますが、それはそれで彼等の能力であって評価に値するものと理解しています。

 防滑施工にはさほど技術はいりません。誰にでも出来ると思います。それ故に多くの人が彼等に賛同したのでしょう。一気に防滑業界の土俵が大きくなったのは凄く喜ばしい事であって彼等の貢献には感謝すべきでしょう。

 それなのに弊社とSLIPOUTが平然と技術力を公言しているのはとても不自然に思われる筈ですがその理由は二つあります。一つ目は20年もの間一つのトラブルも無かった事につきます。責任施工の意味を理解していれば当然の事です。

 二つ目、これが技術力を公言する本当の理由となります。ここからの話は次回に記します

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年3月 4日 (金)

初心忘れる事なかれ・・・正道は不滅なり

        忘れ去りたいあの頃その頃・・・2

公的資金導入以降、銀行の再編がはじまりました。その本意がどこにあるのか未だ掴み難いのですが・・メガバンクを創り出す意図は理解できます。ゼロ金利政策が続く限り銀行は莫大な利益を計上します。数年前、UFJ銀行が7千億でアメリカのモルガンスタンレーを買収した記憶が先日の台湾鴻海がシャープを6,500億で買収したニュースで蘇りました。

 シャープ早川と言えばシャープペン・液晶をはじめとして時代を大きく変革に導いた日本頭脳の一角である事は周知のとおりです。ある意味で国益が台湾に流れたていったのです。政府も流失阻止に努力したと見た目には写ったんですが・・・大人と子供の喧嘩に3,000億掛けたにすぎません。勿論、掛け金100%返金条件付きでね。ン・・こんなバカ話 どこかで聞いたような・・確か財務省が長銀をン兆かけて修復し、ン十億で売却した折、100%の買い戻し条件を付けとったとか・・まだ記憶に新しいのですが。

 話は飛びますが、今年の国家予算96兆決定みたいですね。予算の大前提は税収であることは周知のとおりですが、実収は半分程しかありません。となると又赤字国債となる訳ですが、国の財政赤字累積はとうに1,000兆を超えています。一体どうするの?ッて事になりますが・・・心配無用です。政府は赤字国債を引き受けてくれる大きな器を用意しています。

 銀行のシ団(国債を引き受けるシンジケート団)がそれです。シ団が国債を民間に販売する訳ですが売れ残るとその分リスクを負う事になります。シンジケートを形成するのはそのリスクを分散する為です。現在、ある意味銀行は10倍以上の収益を保証されていますからさほど心配する事はないのですが額がデカクなりすぎて大変な思いをしているのは否定できませんが。

 アベノミクスの切り札、消費税10%が実施され国債の発行金額が軽減されない限り銀行にその不安は付きまとう事になりますし、為替にも大きな影響を与えかねません。○○殺すにゃ刃物はいらんぞ○○の○○があればいい・・こんな替え歌を思い浮かべます。あのトヨタ自動車でさえ為替次第で泣き笑いをする時代。考えようでは政府策は的を得ているのでしょう。

 我国の上場企業は一部の1,946社を筆頭に3,503社(外資9社)もあるのです。その一つ一つが我国の頭脳なのです。シャープの件は残念ではありますが存続した事で決着すべきでしょう。日本企業が今日まで買収してきた企業の数は計り知れないのですから。

 〃世の中の仕組みがそうなってるんだから難しい事いうても始まらんでしょう〃・・心の大きな○○君はそう言い切ります。正道とは何か?悩みあがき続けてきましたが、これを機にリセットするつもりです良くも悪くも正道であると。防滑発展への志は不変ですがその方向性を変えます。18年間私が多くの施工溶剤を作り上げてきたのは何故か改めて考える時期に達したのでしょう。

 ナンバーワン。響きの良い言葉です。知識・技術においては間違いなくそうでしょう。しかしながら経済力・組織力を加味した場合、私は決してナンバーワンではないのです。私流の正道をこのまま貫けば、私共々師事してきた仲間の道が開かない事を承知しています。驕りを捨て初心に返り、仲間共々前進する道を模索します。極端ですがその一環として有能な弟子に内藤流の溶剤製造手法を伝授する事もありえます。

 

 

 

 

2016年2月29日 (月)

初心、忘れる事なかれ・・・正道は不滅なり

        忘れ去りたいあの頃その頃・・・1

 元銀行マンって事でよく訊ねられるので、私がこの仕事にめぐり合うまでの他愛も無い話で筆を取ります。御辛抱の程よろしく。

 正道は不滅大儀は永遠なり・・・これは40年前、銀行員時代に外交営業マンとしてデビューした私自身に課した座右の銘であります。お金が商品の世界ですから当然清くあらねばなりませんし、外回りは銀行の看板を背負って戦場に赴く戦士でもあります。

 平成3年、バブル崩壊後の始末を終え落ち着いた頃、銀行の根幹を揺るがす出来事が発生。BIS(国際決済銀行)規制(自己資本比率)問題です。

 銀行で比率の分母となる資産は総貸出金で分子は資本金となります。当時バブル景気に乗じ地上げ促進に加担し、貸し出し合戦を展開していたエエ加減な銀行の分母(貸出総額)はパンパンに膨れ上がった状態。たとえ1%UPを命じられても瀕死の状況を招く事は必至でした。6%に満たない比率を国際基準8%国内基準4%にしろって命じられたのですからまさに非常事態。

 資本金は簡単にナン兆も増やせません。やるべきは分母(貸出総額)を削り落とす事です。そりゃもう大変な事になりましたよ。新たな金は出せんはバブル時に不動産絡みで目一杯差し出した金は返せ返せと言うて回らんといかんのですから。

 貪欲に利益を求め貸し続けた日本の金融機関に危機感をつのらせた国際決済銀行(BIS)がついに白砂の裁きを下したのです。

 にもかかわらず当時の本店上層部がたちまちに危機感を示さなかったのは何故か今をもって不可解でならない。・・〃やばい銀行が潰れる〃・・私が発した言葉に嘲笑で返したオッサンが最近まで大手企業のトップを歴任していたのは笑えるけど。

 平成3年私は銀行を辞しました。

 私の予想が現実となって皆さんが多くを知る事になるのは平成7年頃からでしょうか。銀行をはじめ不良債権企業の公表があり、長銀・日債銀・北拓銀の倒産。銀行は潰さないという神話が崩れました。生保・損保・証券会社の殆どが80%傾いた時代。野村證券と住友銀行を合併させようとした動きもありました。

 そして平成10年を迎え、殆どの金融機関が公的資金を劣後の優先株条件で導入する事となり、悪い言い回しですが、国に買収されたのです。国は民の血税を殆ど無利息で銀行に貸与し、早く回収する手段としてゼロ金利政策を施行。おかげで銀行は滅茶苦茶に利益(ン十倍)を上げる事になりました。一時、石原都知事が税金払え~って怒ってたのは皆さん周知の事と思います。そして減反政策と肩を並べるこの悪法政策はいま尚継続されているのです。

 生き返ったのは銀行だけではありません。分母を削減させる意味もあったかどうか定かではないが〃OO建設損切りン千億〃なんて記事たくさん出ていたでしょう。これも公的資金導入条件にされていたようです。〃何で大手ばっかり助けんねん〃と不満をぶちまける中小・零細企業の叫び声はいまだ国と、そのしもべたる銀行には届かないようですが・・・。

 

次回に続く

 

 

 

  

 

 

 

2016年1月27日 (水)

何となく孫って面白い・・・

         爺ちゃん心を鍛えるんや!!

 皆さんお久し振りです。3年ぶりとなりますが、滑り止めのウンチクは荒川に任せる事にしてますので今回小生は内輪話でお邪魔したいと思います。

 一体誰に似たのでしょうかね。小学2年生の孫ですが正義感(男気)が強く、頼もしい事に担任である教師1年目の若い先生をかなり振り回しているらしいのです。母親である娘は度重なる担任からの電話や呼び出しを受け、いささか食傷気味といったところでしょうか。

 昨年8月喧嘩したようです。所詮子供の喧嘩、私的には些細な出来事でしかないと思っているのですが、現社会(教育現場)では大事にしてしまうんですナ。

 年明けの新学期になって突然学校側が5ヶ月前の喧嘩の件で騒がしくなったのです。相手の親が子供の顔に傷があるのは8月の喧嘩でできたもの、どうしてくれるんやと学校に苦情を申し出たのです。学校から呼び出され娘は四苦八苦・・・。

 爺としては孫の男気の為に止む無く事の発端を探ってみることにしましたが・・・ハハのハ (^-^;

 リサーチの結果、喧嘩相手は誰もが知るいじめっ子だそうで、その子が友達をいじめているのを見て助けに行った果てに喧嘩となり一発かましたらしいのです。鼻血が出たらしくこの件を知った娘は即刻お詫びし、子供の喧嘩だからと親同士何事も無く解決した筈・・だったのです。

 幸いな事に、被害を申し出たいじめっ子に過去いじめられた子供の親御さん達が立ち上がってくれたようで、無事解決しそうではありますが、どうもスッキリしないのが小生であります。

 昨年の8月の子供の喧嘩を何故今頃騒ぎ立てるのか。鼻血が何故顔の傷になったのか(傷がなかったのは確認済)。昨年8月、既に学校も喧嘩の件を知っていたというが何故今になってぶり返したのか。事情を説明しに訪ねた教頭先生に話を聞いて貰えず軽くあしらわれたと娘は呆れる始末。何かある度に娘の携帯電話に涙して連絡してくる22歳のひょっとしたら大人でないかもしれない、とりあえず先生の肩書きに就職した担任。・・・(`ε´)

 ある日の事。息を切らして孫がやってきました。『キックボクシングを習うねん。』時刻は午後の5時10分。またややこしい事になったら困るので孫にたずねました。『なんでそんなんやるんか。』すると孫曰く、『心を鍛えるねん。』『ふ~んそりゃまたえらいこっちゃナ。ところでそのキックボクシング何時からやねん。』『5時からやで爺ちゃん。』・・・・

 心を鍛える意味が全くわかっていないようです。心を鍛える為のかまえが出来てません。いわゆる心構えというものが見えません。娘に言ってやりましたよ。・・『無責任に何でもやらしたら良いってもんじゃないよ。』・・無責任って何よ。娘はムッとしましたが、若い頃長きに渡って武道に精進してきた小生には理解出来ないこれが今時分の流れなんでしょうか。・・・分かってやらんといかんのでしょうが・・・スッキリしませんナ。(o^-^o)

 

 完

 

 

2015年12月24日 (木)

滑りの奥深さと転倒事故

久しぶりのブログとなりました。ご無沙汰しております。。。

今年もあと一週間ほどです。
今年も株式会社 スリップアウト、有限会社 大阪セーフティ、Safetyグループにご協力
頂きありがとうございました。
来年の2016年も宜しくお願いします。

今年は、転倒事故という声が多かったように思えます。
実は、今年にはじまったことではなく過去から実は多かったのです。
ある意味、世間の皆様が『滑り』『転倒』という言葉を認知し、事の重大さを理解しつつある
ことだとわたしたちは思慮します。
事故が増加することは、あってはいけません。
しかし、上記の『滑り』『転倒』という言葉や事の意味を理解する人々が増加することは
大変喜ばしいことなのです。

私たちは、転倒事故を防止するため何年も何十年も日々研究し、施工し続けてきました。
そのため、ある程度は認知されたかも知れません。
残念ながら、わたしたちだけではすべてを安全にすることは難しいのです。
おかげさまで、代理店や協力会社も頑張ってひとつひとつコツコツと安全を提供して
きました。

それでも転倒事故は増加し続けています。

なぜでしょう?

もちろん根本的な問題もありますが、今回はそれは除外します。

滑りやすく危険な個所は、なんらかの対策を行います。
すでに行っているところもあるでしょう。
実は、ここに問題と要因があるのです。
それらは本当に対策であるのか?
改善されたのか?されたつもりなのか?

少なくとも弊社含めSafetyグループに入ってきた情報では、ほとんどの現場がなんらかの
対策を行っているというのです。

えっ?んん?

安全を考えたり、新技術や新製品で望む・・・大変すばらしいことです。。。

ですが・・・無茶苦茶です。
新技術や新製品でもありません。根本は。

結果、滑りは止まっていません=転倒事故がまた起こるのです。


滑りというのは非常に奥深く、日々考えさせられます。
滑りは瞬間的にや短期間だけ止まっていてはいけません。
ですから、難しく奥が深いのです。

我々からすると、応急処置に過ぎず対策ではありません。

対策とは、継続的にどこへ歩行しても安全であること。
想定に想定を重ねて、対策することが本当の対策ではないでしょうか。


溶剤系の防滑技術は、酸で焼くというイメージがついたり、フッ化を使うと危ないから
使わずに防滑します。
床材の見た目が著しく変化したり、全く変化しなかったが効果も変化を感じなかった。
これらに当てはまる結果になった現場は、施工された会社やメーカーに問題がある
と思ったほうが良いでしょう。
残念ながらそんな単純なものでは、滑りは止まりません。

撥水コーティング系の防滑技術は、よく光沢のあるタイルや石材に使用されているように
思えます。
水が床材上に乗っている際に、水たまりができるところを撥水させることによりハイドロール現象を防ぐことにより滑るのを防ぐ。という技術ですが・・・
水のみなら多少は効果があるかも・・・しれません。
そこへ第三要素の油や埃、土砂等が付着したら撥水はすぐにとぎれます。
一瞬で・・・です。
これらは、溶剤系の防滑は汚れやすくメンテナンスが大変になるという理由と美観の
変化を避けるためにこのような工法で行っています。

よく考えて見て下さい。

滑りが止まる=抵抗がある。

シンプルに抵抗があると汚れます。


当たり前なのです。常識なのです。

結論をいいますと・・・答えをいいますと・・・汚れたら洗ったらいいのです。

命に関わる安全対策に、一石二鳥はありません。

滑りが関係のない場所でも掃除やメンテナンス・・・しますよね?
で、あれば同じようにすればいいのです。


そこで、最も重要なのが適正で的確なメンテナンス方法と洗浄剤を使用することです。


滑りが止まる理論と説明、メンテナンス方法とケミカル洗浄剤を聞いて
なるほどとよくわかると思えればそれは防滑業者やメーカーの当たりクジを引いた
と思っていいでしょう。
少しでも、ん?と思われたならばハズレの可能性が高いと思うことが業者選定の
適正な選択と言っても過言ではないでしょう。

結果、満足のいく防滑技術を選択することによって転倒事故を未然に防ぎ、安全安心の
歩行ができると思います。

もう一度言っておきます。
防滑することに一石二鳥はありません。
命に関わることに、一石二鳥はありえません。

それだけ奥深い滑りという問題を皆様にご理解ご協力いただくことが、
ひとつでも多くの転倒事故を防ぐ近道となります。



最後に
滑りを基準化することについて・・


最近すべり抵抗値という俗用語が頻繁に使われていますが、本来 摩擦係数値 という
正式な呼称があるのです。
どうやら、 摩擦が大きいと滑りにくい と考える人々が多いのでしょう。

大きな勘違いが混乱を招く!!

シンプルに理解してくださいね。
摩擦と滑りは違います。
このQ&Aを
Q:摩擦抵抗が大きいと滑りにくい?      A:確かにそうかも?!
Q:摩擦抵抗が大きくても滑るものは滑る?  A:確かにそうです!

※床の表面や内部に蓄積された汚れ、油脂成分によっても滑り出し床の凸部の棘部分
の摩耗、履物が変われば滑りも変わる。
履物は何を履いても自由だし、消費期限も無い。

滑りは常に変化する。
従って、上記のQ&Aはどちらも正しいのです。
常に変化する滑りに一定の基準を設定することは極めて困難である。ということです。


数値を基準化しているメーカーさんや業者さんは何らかの根拠を求めたいのでしょう。
お客様も含めて。

残念ながら、この根拠には無理があります。


滑り自体が常に変化するならば、数値も常に変化します。
わたしたちは、各々の条件に応じて現場毎に安全基準を設定しています。
場所ごと、床材毎に対策前後を計測して相対比較することで数値を設定するのです。


あくまでも現場で人間が感じる官能の部分を重視し、数値は補佐的なものにすることが
望ましく適正だと言えるでしょう。


数値のみを重要視し、矛盾が生まれればそれは安全とは言えず混乱を招くことになります。


今回記しただけでも滑りは奥深いものです。
その奥深い滑りに向き合っている会社もあると知って頂きたく思います。

転倒事故をひとつでも多く減らせるように。

2016年もより多くの方々に滑りに対して知って頂くためにも頑張っていきたいと
思いますので、来年もどうぞ宜しくお願い致します。

ありがとうございました。


防滑剤のオーダーメイドができる唯一のメーカー


株式会社 スリップアウト
http://www.slip-out.jp/


防滑のパイオニア 研究開発

有限会社 大阪セーフティ
http://www.safety2.jp/




«セラミックタイルの防滑施工(滑り止め施工)を利用して。