« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009年4月

2009年4月21日 (火)

知的障害者施設からのSOS!!

              SOSのラブコール???

 化学床材に滑り止め対応出来得る〃ネタ〃・・・考えてみると色々あります。例えば、樹脂系ワックスが一般的ですね。アクリル系、ウレタン系等が代表的なものです。可塑剤の含有量、骨材の組成、含有量によって、硬化レベル、滑り抑制効果に違いはありますが、滑り抑制対策としては有効です。問題なのは、施工者の知見と経験なんです。いくら良い材料であっても、鋏(はさみ)の使い方を知らないと良い物(顧客が満足する)には、決してなりません。某メーカーの技術責任者の説によると、全国の施工業者において、プロフェッショナルと思われる業者は全体の2割以下程度とかなり厳しい事言ってましたよ。・・・分かるような気がします。

 長尺シートも滑り抑制には有効です。樹脂系ワックスの中で、紫外線に最も対応するのはアクリル系と言えますが、今日の外部用長尺シートは紫外線に殆ど影響を受けません。良い商品が多くなりましね。高級感、ロケーションを無視しても構わない施設であるならば、ドンドンと使うべきかも知れませんね。

 テープシールってのもありますが、今回のテーマには不向きなのでカット。弊社の溶剤系の滑り止めも、今回は適用外・・・だとすると、樹脂系ワックスか長尺シートに絞るしかありません。既に施設内では、スリップ転倒が発生しています。・・・後は予算内で、どう収めるか・・・

 困ったとき頼りになる仲間が大勢いるのが、セーフティグループの良いところ?全国統括代理店の高森君にSOSのラブコールを送ることに相成りました。・・・すまんなあ・・・いつものことながら、いつもニッコリ爽やかに相談に乗ってくれるので助かります。・・・ホント。・・・ι(´Д`υ)アセアセ

 実はこの時、私に名案があったんですが、予算との兼ね合いもあり高森君と話をしたかったんです。〃儲けの無い仕事になるかも知れないが、現地に私と同行し、私の提案する内容で見積りをしてほしい。〃・・・彼は快く引き受けてくれました。

 知的障害者施設や老人養護施設等においての安全、安心の対策は、他の施設に比べ更に重くのしかかるテーマでもあります。常に何が起こっても不思議でない介護の必要な人達と接している訳ですからね。

以下次回へ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年4月16日 (木)

知的障害者施設からのSOS!!

           知的障害者施設からのSOS!!

 昨年の春先の出来事です。施設の責任者から悩み相談の電話が入ってきました。内容は、施設内の階段、廊下、食堂等で日常的に入所している方が滑って困っている。床は全面Pタイルが敷設されていて、出入りの業者に相談したら樹脂系のコーティングを提案され、見積もり金額を見て驚いた。手も足も出せない金額。限られた予算の中、事故は起きるは業者に頼べば全然予算は足らんわで困っている。何とかならないかと言うものでした。施設責任者の切実な話を聞き、1時間程度で行けることも手伝って、まあ、取り合えず行ってみるかって事になりました。

 あくる日、施設に出向きました。施設は、築後1年足らずの真新しい建物です。色々あって予算を使い果たしたんだろうな。そう思いながら先ずは施設の中へ突入です。にこやかに迎えてくれた施設責任者は、さっそくここで滑った、ここも滑った等と話を交えながら施設内を案内してくれました。一通り見て周り、その間の責任者の話を踏まえて私は提案をする事にしました。

 〃今、緊急に施設内の床全面の滑り止めは必要ありません。〃と私が言ったら責任者はホッとした感じでした。そこで私は、緊急に滑り止めが必要な箇所と翌年以降滑り止めの対策が必要になる箇所とに分けて検討する様提案しました。まずは、緊急を要する箇所として階段部分の一部、各手洗い場の一部、食堂内の一部、浴場の床は磁器タイルで、まだ新しく滑りを感じないので翌年の対策とし、今回は脱衣場の床を対策に入れる事。そして翌年以降の対策箇所として他に、施設出入り口の磁器タイル、モルタル仕上げの他の棟への連絡路、施設内のPタイルは最後にコーティングした方が良いですね。少し考える時間をください。そう言って施設責任者が多大に期待する中、施設を後にしました。

 後は、予算との兼ね合いもあり、今回何を滑り止めの材料とするかネタを考えないと・・・・。安全を売る商売も楽じゃありませんなあ。

以下次回へ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年4月 2日 (木)

急勾配の滑りを何とかして!!  その7

          スロープの滑りを止めて!!

 摩擦とは何ぞや?滑りとは何ぞや?、スロープ(傾斜)における歩行の踏み込み角度の変化、履物による滑りと摩擦の変化等について、お客様に出来るだけ簡単に説明をしました。そしてお客様がある程度理解された頃合を見て、問題である今回の滑りを感じた原因について話をしました。

 クッション性のある履物は踵で踏み込んだ場合、体重によって着地した際に、その部分がしぼみます。その時、体重は前方向に移行するので踵の部分も前方向にしぼみます。その際の僅かな踵のズレが滑りを感じさせる事が多いのです。

 当日は雨量の多い日であり、お客様の履いていた草履が濡れて足の裏にまで達していた事、そしてお客様は急ぎ足でスロープの下りで踏み込んだんですね。そこで前方向に踵部分が、しぼんだのと同時に直接床に接触しない足の裏も濡れた草履の上で滑ったんですね。二つの滑り?の要因が同時に発生したんですから、滑りを感じたのは当然だと言えます。

 床の敷設条件、気象条件により、履物によっては今回みたいに、滑りにくい床であっても、滑る事が多々あります。特にスロープと言う条件下では、お客様ご自身が気をつけて歩いて頂く事が重要な対策となります。

 じゃあスロープの滑り止めって無理なんですか?って事になりかねませんので最後に一言。滑りが止まるか止まらないかと聞かれたら、〃間違いなく効果はある〃と私は答える事にしています。

次回へ

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »