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2009年5月

2009年5月29日 (金)

テラコッタタイルが真っ白け???

            真の犯人(ホシ)は???

 昨日の出来事です。私の親愛なる弟子の一人(代理店テック・グランドアップの上園社長)から電話が入りました。滑り止め施工の現場からとの事。現場から電話が入る時は、何かトラブルが発生した場合が多いんです。『テラコッタタイルが真っ白けになってしまった。』いつも冷静な彼が電話越しに慌てている様子が伺えました。勉強家で感性豊かな彼が現場で使う施工溶剤を間違える筈も無く、不思議に思いつつも、取り合えず真っ白けになったタイルの写真をメールする様指示しました。しばらくしてメールが届きました。メールを見ると、そりゃもう見事に真っ白けになったテラコッタ風タイルの写真が届いていました。

 届いた写真を見ながら電話で上園社長の話を聞く事にしました。『びっくりしたぁ』・・と言う第一声から始まり・・・『こんなん初めてですわ』・・・そりゃそうでしょうね。私も滑り止め溶剤の開発を含め15年余り滑り止めに関わってきましたが、こんなに真っ白けに変色したタイルを見るのは初めてなんですから。・・『溶剤は何を使ったの?』と尋ねたら『当然テラコッタ専用溶剤です』・・・それなら100歩譲っても?真っ白けになんかなり得ません。不思議な事もあるもんだと思っていたら、上園社長が・・『真っ白けになったのと同じタイルがスロープ部分に新設されていて、そこも専用溶剤を塗布したんだけど、そこはいつも通り変色もせず、滑りはキッチリ止まったんですよ』・・・そこで不思議から不審に気持ちが変わった上園社長は、仕事の依頼先である某設計事務所に尋ねました。・・『以前に何処かの業者で滑り止め施工やってませんか』・・・設計事務所の返事は『3年程前に他の業者で滑り止め施工をやっています。』・・・・アレレのレ・・・ 

 何やら怪しくなってきましたが、真相解明は次回へ。

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2009年5月26日 (火)

ワンコロ40万???

        知見不足が生んだ悲劇!!!その2

 スーパーに施工責任を問われた工事会社は、スーパーに対する工事保証とスリップ転倒した主婦への謝罪に向けて画策に走りました。スーパーに対しては、再施工を施したらしい以外詳細は不明ではあるが、転倒した主婦には口止めを条件にナナナナンと40万円支払った。主婦に口止めを約束したものの、スーパーには多くの業者さんが出入りしている訳で、たちまちニュースとして八方四方に広がってしまった。・・・・『ワンコロ40万』いつの間にかメンテナンス業界で流行ってしまったんですね。・・・って事は工事会社さんと言うのはメンテナンス会社だったんでしょうかね。?

 工事会社にどうのこうの言うつもりはありません。ただ、おそらくセラッミクタイルの滑り止めをするのに磁器タイル等に使用する施工溶剤を塗布したんでしょうね。確かに施工直後の滑りは抑制されますが、光沢は飛ぶは汚れは無茶苦茶付くは、そして最悪な事に滑り出すのが早くなるんですよ。床材には其々の特徴・特性があります。その特徴・特性に応じた滑り止め溶剤が必要です。そして更に、滑り止めを永く維持する為に床材毎、または施設のニーズ毎に最も適したメンテナンス(維持管理)の手法を提供する事が重要且つ必然なんですよ。おそらく何も考えずに施工したんでしょうね。

 類似業者が蔓延る(はびこる)中、彼等を信じ協賛し、滑り止め工事業者となる会社が急速に増えている昨今、『ワンコロ40万』が何度も繰り返され無い事を願うばかりです。

・・・・・次回へ

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2009年5月21日 (木)

ワンコロ40万???

          知見不足が生んだ悲劇!!!その1

 5月19日・20日の2日間、(株)阪和の展示会に滑り止め洗剤メーカーとして参加してきました。主催している(株)阪和さんとしても、大阪がインフルエンザで大騒ぎしている時にどうなる事かと心配する中、メンテナンス業者さんを中心に約1200名もの来場で大いに賑わいました。『ワンコロ40万』何ともおかしな表現ですよね。実は、弊社の展示ブースに立ち寄られたメンテナンス会社の社長さんが、『今メンテナンス業界の流行語だよ』と言って話されたんです。面白かったので今回のテーマとして取り上げてみたいと思いました。

 その社長さんの話とは・・・・磨きのセラミックタイルが敷設されている某スーパーで滑りの問題が発生した。スーパーは数社の業者に滑り止め工事の見積もりを依頼し、最も安い価格を提示した業者に工事をさせる事にした。工事は一日で終了し、5年保証を確約して取り合えず滑りの問題は解決した。・・・・が?一週間経った頃、工事したセラミックタイルの床はドス黒く汚れ、洗っても汚れが落ちない状態に変化してしまった。そして更に一ヶ月経った雨の日、そのスーパーで主婦が滑って転倒する事故が発生してしまった。スーパーは即座に滑り止め工事業者に連絡をとり、その業者は血相を変えすっ飛んできた。滑った床を調べたら、汚れで目詰まりが発生し、滑り易い床に戻っていた。業者は持参した洗剤を駆使し床の洗浄をし、床は多少防滑性を取り戻したものの、汚れを取り除くことは出来なかった。スーパー側は5年の保証期間内ということもあって、その事故の全ての責任を工事業者に押し付けてきた。そこでその工事業者がとった行動と言うのが・・・・

 

・・・・次回へ

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2009年5月15日 (金)

油まみれの厨房!!!

         安全とは言えないが大丈夫だと思います。?

 またまた私の大好きな三遊亭歌の介師匠の落語の一説を紹介してみたいと思います。『私は飛行機が大嫌いです。それでも仕事の関係上、1年365日のうち260日は飛行機に乗って飛び回るんですよ。たまたまその日はプロペラ機に乗ってましてね。・・・ふと窓を見ていたら片方のプロペラが止まっているんです。わぁープロペラが止まっとる~・・誰かが大声で叫んだら、他の乗客の皆が皆、一斉にプロペラの動いてる方へ動いたんです。そしたらスチュワーデスが飛んできて・・優しい声でプロペラは片方が動いていれば飛行機はチャンと飛びます。大丈夫ですので皆さん元の席に戻ってくださいって言うんです。そしたら又誰かが・・目的地にチャンと着くのかっていたんですよ。・・そしたらスチュワーデスは、多分大丈夫だと思いますって言うんですよ。・・多分???・・・目的地に飛行機が着陸するまで胸がドキドキ高鳴って冷や汗でびっしょり・・・私は飛行機は嫌いです』・・・・。面白いのでご紹介しましたが、おそらくこの飛行機は直に点検修理されたんでしょうね。

 厨房の滑り止めの営業に伺った時に店長、マネージャーから〃安全とは言えないが多分大丈夫だと思います。〃と軽くあしらわれる事もシバシバあります。実は、チェーン展開している色んな店舗さんから耳にする言葉なんですが、きっと従業員の皆さんは十分注意をはらうよう日々指示されているんでしょう。その各店舗で食事をする事も多い私ですが、客席の床は従業員が厨房から持ち込んでくる油で薄汚れていてベタ付いています。当然ながら滑っています。厨房の中は以前に記したように、水が床に落ちればたちまちスケート場と化します。(少しオーバーかも)?滑って当たり前の床の上を用心注意しながら歩き回る従業員さんは慣れているとは言え大変な苦労だと思います。常に足を踏ん張るといった動作を繰り返すとどうなるか?足腰を筆頭に、そりゃあ疲れますよね。だから事故に発展する危険性というのは常にあるんです

 客席の床だって同じです。〃スリップ転倒者が出ていないから大丈夫〃という認識では危険すぎます。スリップは常に発生しています。転倒者が出ていないのは、従業員とお客さん其々が滑りを意識して注意しながら歩いてくれているお蔭なんですよ。・・・モラール向上委員会会長内藤的な文章になってしまいましたが・・・・今回はこの辺で次回へ

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2009年5月 7日 (木)

知的障害者施設からのSOS!!

             施設の満足度は???

 日を改めて施設に伺いました。今回は内装業者である川井田君も帯同してくれて助かりました。実は、私のアイデアの中で彼がどうしても必要だったのです。さっそく前回案内して頂いた施設内の滑り発生箇所へ向かいました。2箇所の階段、4箇所の手洗い場、食堂等、実際に入所している患者さんに常に付きまとう危険な場所となっているところです。

 施設責任者と川井田君其々に、私は本日の目的を話す事になります。まず施設責任者に対し、ロケーションが少し変化するが滑っている箇所を切り取って、この箇所に適したT社の製品に張り替えたいが如何なものかと尋ねました。一瞬妙な顔つきになった事は伺えましたが、それで滑り対策が出来るのならと了解してくれました。次は川井田君です。彼には施設の予算内で張替え工事が可能か否かを判断してもらう為に帯同させていますからね。・・・(ノ∀`) アチャー・・・施設の図面をみながら張り替える部分を指示し、判断してもらう事にしました。川井田君が即座にOKをだしてくれたので後は、床材の色合い等を当方に一任させてもらう事で話し合いは終了しました。今回のテーマで弊社の製品が使えないのは残念ではありましたが、滑り止めは適材適所、自分自身納得し施設を後にしました。

 材料をどれにするか、川井田君、高森君に協力してもらい多少バタバタはしたものの、T社の長尺シートで、私が過去に外回りの滑り止めに採用した経緯のある製品に決定しました。

 8月に入り施設の方から連絡を受け施工となりました。施工は順調に終了し、滑り試験を施設責任者が実施。〃おっ思っていたより、はるかに滑らんよ。これはいい。〃どうやら喜んで頂いたようです。ヨカッタ。

 施設から帰る車中で川井田君が一言。〃外部用の長尺シートを室内のあんな箇所に使うなんて想像もしなかったですよ。この手法はこれから利用させてもらいます。〃・・・ハイどうぞ。ご勝手に。・・・とにもかくにも一件落着と言った今回のテーマでした。

 そして本年度3月、また同じ知的障害者施設より電話が入ってきました。〃おかげさまで、あれから一人も滑った人はいません。有難う御座いました。ついては今年もその他の箇所の滑り止めをお願いしたいのですが・・・〃・・・本当に有難いと思った内藤でした。

 

次回へ

 

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