« 世の中知らん事ばっかり・・・ | トップページ | JIS規格CSRが招く確信犯的弊害!! »

2009年10月20日 (火)

CSRは工業規格・・・ん・・・???

 まだまだ理解されない摩擦と滑りの違い!!その1

 先日久々に、大手ゼネコンA社の設計の方から、滑り止めの問診をうけました。滑りが抑制される原理理論に始まり、溶剤成分、安全性、持続性、社会性、公共性等々、結構細部に亘り質問されました。大手ゼネコンA社と云っても、設計や工事関係者だけでも数千名いらっしゃいますので、まだ弊社の滑り止め工法を知らない方も多いのです。

 バリアフリー法、PL法、ユニバーサルデザイン、コンプライアンス関連法案改正など、安全・安心に関わる法環境は年々厳しさを増しています。・・・が・・・スタンスは整備されても、まだまだ絵に描いた○○の感は拭えません。バリアフリー法は確か平成6年、PL法は平成7年の施行だったと思います。確かに介護を要する関係者の個人宅、施設においては、其れなりに配慮されてきたと思いますが、まだ万分の1に過ぎません。世界のトップレベルに位置する、我が国は高齢者大国。私自身も現在、高齢化社会人の新人の1人であり、要介護予備軍の1人でもあります。(また余計な事を書いてスミマセン)・・・上記に記した其々の法律の共通点は、衣・食・住について、全ての人が、安全に、安心して生活できる環境をつくる事にあると思慮しますが・・・・A社の設計の方と話をしている間、私の頭の中は溜息の連続。・・・国が示し求め、法律化した事は実践していても、大枠の中での事、・・・〃もっと中に食い込んで来てほしいなぁ・・・〃と14年間思い続けている私ですからね。

 そこへCSRの話が必然の如く出てくるわけです。どこのゼネコンにも同じ事が言えます。・・・『JIS規格であるCSRの基準をクリアーするのか否かによっては、この工法は使えない』・・・〃ま~だこんなレベルかぁ〃・・・つくづく呆れてしまいます。CSRについては、国交省を始め、地自体、多くのゼネコン、床材メーカー等に、過去十数年何度も何度も説明を求められては話をし、資料も提供してきました。・・残念ながら私如き〃小者〃の1人や2人がいくら註釈を並べても、〃参考にする〃に留まってしまうんですね。・・CSRは、あくまでも摩擦の世界の話です。滑りは五感・五官の世界?に関係してくるもので、官能的な部分に影響を受けます。しかも媒体(履物、砂利、油脂系汚れ、水等)によって大きく変化するんですよね。それに加え、人の感覚的・官能的な部分は当然ながら個人差がありますし年齢、行動動作も関係してきます。・・・正しく言えば、滑る滑らんのジャッジを下すのは、歩行し得る人であって、CSRの基準ではないと言うことです。

 CSRは過去何度も書いていますが、高分子床材(化学床材、例えば樹脂系床材)の静摩擦係数値です。JIS規格となっているのは、あくまでも高分子床材が対象です磁器タイルや石材には適合しないのです。それなのに何故、タイル業界・ゼネコンを始め皆が皆、CSRを前提とするのか、我々滑り止め業者に立ちはだかる大きな壁・・・そこらの話は過去の事例を踏まえながら次回書いてみたいと思います。

次回へ

 

 

 

 

« 世の中知らん事ばっかり・・・ | トップページ | JIS規格CSRが招く確信犯的弊害!! »

滑り対策は実社会の緊急テーマ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 世の中知らん事ばっかり・・・ | トップページ | JIS規格CSRが招く確信犯的弊害!! »