« 滑り止めの達人はメンテナンス業務でも達人であれ!! | トップページ | 10年振りの再施工依頼ではあるが・・・ »

2019年6月 9日 (日)

10年振りの再施工依頼ではあるが・・・

私の歴史の1ページを飾り自信作でもあった枚方の某マンションのタイルが無残な姿に・・・。


 

 

4月、久しぶりに京都のH社から仕事の電話が入りました。8年振りに電話くれるなんて珍しいこともあるもんです・・・。何事かと思いきや

9年前に施工した枚方市のPマンションの滑り止め施工の相談でした。H社の営業担当者の説明によるとPマンションは今年の1月に他社によ

り滑り止めの施工を実施したとの事。ところが施工後まもなく居住者から不評不満が多発し、再施工の方向へ話が進んだらしい。施工後、日も

浅いので予算の問題もある中、一度現場へ出向き手直し出来るようなら何とかお願いしたいとの事でもあった。

 

 

Pマンションに敷設されているタイルは珪藻土をメインとした塗り床材でコバルトブルーに仕上げられた特殊なものです。9年前施工にあた

り・私自身もそれなりに悩んだ床材です。滑りを止めて且つ、あのすばらしいコバルトブルーを維持しなければ現在の溶剤系滑り止めを世間に

発表、提供した私のプライドが粉砕してしまいます。その後の詳細は9年前8月の私のブログに記していますので省略しますが、あの難しいタ

イルに滑り止め施工を実施した業者がどんな施工をしたのか興味が湧いたので取り急ぎ出向く事にしました。

   

 

Pマンションを訪問するとH社のA氏と理事長が既に待機していましたが、私はタイルを見て我が目を疑いました。真っ青なコバルトブルーが

うす黒い青?に覆われているではありませんか。一体何をしたのか?・・よく見ると全面にエポキシが塗布されています。しかも立ち上がり部

分までご丁寧に塗られています。エポキシ?このタイルにエポキシ?私の頭の中でこの言葉が飛び交いましたよ。”H社も電話くれた際にエポキ

シで滑り止めを実施したと言ってくれたらいいのに”腹立たしさを抑え理事長にどうしたいのか尋ねました。理事長としては施工前に近いブルー

にしてほしいとの事。手直しの為に私が持参した秘密兵器?はエポキシの上にも塗布適用はしますがエポキシそのものが邪魔になります。青色

は少し濃くはなるものの本来のコバルトブルーにはなりません。とりあえず色付けをしてみましたがやはり青色が少し濃くなった程度でした。

 

 

私がこのブログに記す事は、私のノウハウが多少なりとも同業者の方々のヒントになっている事と私の仕事の記録でもある訳ですから苦労した現場は基本としてありのまま記すようにしています。関係者の方々にはご理解くだる様宜しくお願いいたします。

 

 

さて青色は少し濃くなったものの、以前のコバルトブルーには程遠く居住者の皆さんを納得させるレベルには至りませんでした。そもそも

何故に美観を有したマンション出入り口に滑り止めとはいえエポキシを採用したのか?8年もの間、疎遠であった弊社にH社が連絡してきたの

か?そこらの話は次回より記していきたいと思います。

 

 

 

9_ Photo Photo_1

左写真:2009年8月施工後

中央写真:エポキシ塗布現状

右写真:デモ施工一部比較写真

 

« 滑り止めの達人はメンテナンス業務でも達人であれ!! | トップページ | 10年振りの再施工依頼ではあるが・・・ »

滑り止め対策 ME工法」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 滑り止めの達人はメンテナンス業務でも達人であれ!! | トップページ | 10年振りの再施工依頼ではあるが・・・ »