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2020年3月

2020年3月12日 (木)

シリコーン樹脂系コーティング済の床材も完璧に防滑出来ます。新溶剤完成してますよ。

何とかせんといかんシリコーン樹脂系コーティング・・・原因追及と対策 その1

 

 弊社なら内藤ならばと期待され白羽の矢を射られたのに・・・な~んにも出来ない・・・数日、白けた日々が続きました。こんな時の小生は考える事をやめてホームセンターやらショッピングモール等を散策するのが通例です。そこはまだ小生が知らない情報が山積された場所でもあります。ある日の事、イオンモールの1階展示ブースにトヨタの高級車が展示されていました。

 車なんて動けば良い程度でほとんど興味のない小生ではありますが、その見事に光り輝く真っ赤な車体に引き寄せられ暫く眺めておりました。車の価格とか性能とか一応目を通しますが『うぇー・・高!』でいつも終わる貧そな小生でありますが、その日は真っ赤な車体があまりにも美しいので見入ってしまったのです。『綺麗なもんやね。この色・この輝き、吹付塗装なんやろけど見事なもんや』・・・ん・・塗装・・・。

 一瞬閃きました。速攻で事務所に戻り、小生の化学知識不足を補填する役割担当で、今は亡き稲垣氏に小生のアイディアを説明。小生の閃きは彼にとってはいつもナンセンスな事らしく『また、阿保なことを』からスタートするのですが、今回は違いました。直ぐに動き始めたのです。・・・『いつも小生を小馬鹿にするおっさんが、な~んも言わんと従ったぜよ。今回はハズレかな?』・・・

 日々悩んでいる小生をみていたのでしょうかね。数日後、数社から小生が要請した材料サンプルだけでなく追加されたサンプルが稲垣氏の手配により到着しました。

 今まで小生が作ってきた溶剤は偶然から生まれた反応という発見でしたが今回は、突然も偶然も期待出来ない崖っぷちの状況です。自分的には少し居直ったんだと思います。当然自分に出来ない事もある。『困ったときの人頼み』。それでも実は次の発想につながる何かを探していたのです。偶然ですが、そこに目に飛び込んできたのがピカピカの真っ赤な車だったのです。

 ヒントは酸化・還元、接着・脱着、吸収・蒸散の中にありました。

 

つづく

 

2020年3月 7日 (土)

シリコーン樹脂系コーティング済のタイル・石材の防滑新溶剤の完成報告

研究開発の為しばらく現場から離れていましたが良いのが完成したので又少しだけ現場復帰する事にしました。   

 

 『シリコーン樹脂系コーティング済のタイル・石材専用の新溶剤が完成』

 8年ほど前、大阪の箕面市に(株)スリップアウトをを立ち上げてから暫く一線を退く事にしていました。理由は2つ。1つは、小生がいつまでも指揮棒を振っていたら、代理店以下滑り止めに関わっている皆がやりにくくなるのでは?と考えた事。もう1つは、小生に大きな悩みが生じた事です。小生の前にどうしても越えられない壁が出来たのです。シリコーン樹脂系コーティングと言う大きな壁が小生の思考を狂わせはじめたのです。中国産セラミックの市場と美観維持に執着さえ感じる商業施設等の今日を思えばいつかは到来するテーマではあり予測もしてはいましたが、皆目見当がつかなかったのです。・・・そしてまた何とかしたいウイルスが小生に憑りついて『隔離』するべきだと小生が判断したからでもあります。

 

 何とかせんといかんシリコーン樹脂ウイルスの発生源  その1

 平成24年に九州の大手ゼネコンより熊本県八代市に建築中のスーパーマーケット床の滑り止めを依頼された事がありました。仕事を頂戴するのは大変有難い事なんですが、熊本県のしかも初めて取引するゼネコンさんが何故弊社に問い合わせしてきたのか?疑問に思い建築中の現場所長に尋ねてみました。

 所長の話によると、敷設予定の磨きのセラミックタイルについて九州の滑り止め業者数社から施行見積りをもらい各々にデモ施工をさせたところ全滅、九州の業者が駄目なら関西でという訳でまた数社にタイルを送りデモ施工を頼んだが、1社も滑りを抑制することが出来なかったとの事でした。関西の業者から『アソコなら』と紹介してくれたのが弊社だったと言うのです。

 開発者としてのプライドがうずきましたね、その時。・・・数日後、ゼネコンより問題のタイルが送られてきました。見た目はいつもの磨きにしか見えません。実はこの頃、噂には聞いてはいましたシリコーン樹脂系コーティングの事。まだ出くわしたことがなかったのです。

 剥離さえすれば出来ると思っていました。通常の手順で作業を終え滑りの効果を確認するとツルツル・・・ツルツル・・・ツルツル・・・。全く効果がありません。冷や汗がでましたね。何回重ね塗りしても駄目でしたね。それならばと販社に適した剥離剤がないか物色し色々試してみたが剥離も出来ず、最後にもうひとあがき、タイルを痛めない程度のパットを探し剥離剤と共に同時に使ってみたが・・これも駄目でした。

 

つづく

  

 

 

 

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