滑り止め対策 ME工法

2014年11月 5日 (水)

好奇心・遊び心・学ぶ心・そして克己心~リバイバル~

2014/11/5(水)

おはようございます。11月に入り一段と寒さも増してきました。
昼夜の気温差も激しい為、体調管理しっかりしましょうね。
残すところ今年もあと約2ヶ月・・・。焦りは禁物です。
足元の注意も宜しくお願いします!

さて、リバイバル編第二弾です!今回もアップデートにご注目して頂きご覧ください。                 

                    


                    防滑を楽しむ??

 滑り止め(防滑)業務は現状公的な職種としての認定を受けるには至っていません。とは言え安全対策の一環として公的機関からの発注は年々増加傾向にあります。建設業・内装業なのか塗装業なのか、はたまたメンテナンス業なのか・・・問われる度に躊躇しますが、何れにしてもその全てに属する業務であります。

 私的に言うならば防滑に携わる皆さんは、安全安心と言う舞台の演出家であり個性的な芸術家(役者)であるべきだと思っています。感性と豊かな想像力をもつ事。そして何より重要なのは作り上げ演じた結果で観客を歓喜、感動に導く事であり、又それを共有していく気持ちが必要であると思うからです。

 演出家なる人物は、関わる舞台の時代背景から登場する各々人物の何たるかまで歴史的事実に基づき極め細やかに研究します。そしてその舞台を自分の感性で構成し、役者も其々最も適した人物をオーディション形式で選んでいくのです。そして顔合わせに始まり稽古に入っていく訳ですが、これが又大変なんですね。

 個性の強い役者が何人もいて・・・中には〃大根〃も混ざっている訳ですからね。ちなみに大根も個性的で〃美味しい〃・・・のです。演出家は演じる役者の一人一人に自分の思いを伝えその役作りを指示し求めます。

 指示を受けた役者は台本と共に演出家の求める舞台の流れを想定し自分の役割を認識し役作りに専念します。・・・ある一定期間の後、舞台稽古が始まる訳ですが、各々がバラバラに作ってきたものを1つに構成していく演出家はその手腕を問われます。蜷川幸雄さんが演出する現場を目にした事がありますが、残念な事にそこに笑顔はありません。蜷川さんの罵声が響き渡り、ピリピリした緊張感の漂う中、演じる者は蜷川さんの思い描く流れを共有すべく1つ1つの演技を幾度となく繰り返す。・・・そして1つの舞台が出来上っていくのです。

 舞台稽古が終わると演出家は共に稽古に邁進した役者を労う事を怠りません。それはこれから本番に向かう演技者の緊張を解し、激励し、そして祈りが込められているのです。・・・納得して作ったものが観客に受け入れもらえるか、感動を与えられるか、もう一度観たいと思わす事が出来るか・・・演出家は演技者でもある訳ですから祈るしかありません。

 舞台が始まると観客の様子を観察するのも演出家の役割です。観客に満足を提供出来たか否か、その目は日々観客を追い続け、そして千秋楽を無事に終えるまで続くのです。

 内藤は63才になって奇怪な事を書きよるワイ・・・なんて言わないでくださいね。私が携わってきた滑り止め(防滑)の約20年間を振り返ると案外似たようなもんですワ。・・・舞台は依頼された現場又は現場に敷設されている多種類の床材ですかな。役者って言うのは床材に合わせ何度も配合調整を余儀なくされる溶剤と訓練された施工者ってところで、演出するのは私や荒川を含めた開発担当になるのでしょうか。・・・お客様から感動と言うご信頼を頂き、安全の継続を現場情報共有しながら追い続け・・・そして千秋楽・・・とは残念ながらいきませんが。・・・安全の基本はエンドレスですから・・・長いお付き合いが基本となります。必要があれば再施工も当然有りですよ。

 タイトルに掲げた好奇心・遊び心・学ぶ心・克己心という言葉は私の約20年を表現するものです。セーフティ、スリップアウトにおいて滑り止めを志す新人さんにはこれを基本として教育しています。

■防滑施工のことならスリップアウト
http://www.slip-out.jp/index.html


■滑り止めのパイオニア大阪セーフティ
http://www.safety2.jp/

 

 

 

2014年1月21日 (火)

本年も宜しくお願いします。

    ぼちぼち執筆者交代を要請しようかと・・・

 皆さん明けましておめでとうございます。おかげさまで内藤の滑らないブログも今年で足掛け7年を数える事になりました。年のせいか昨年あたりからさぼりっけが出てきまして楽しみにしていただいてます読者の皆様にはご迷惑をおかけしております。私自身のメンテナンスが必要なのかもしれません。

 後継の成長に伴い施工の現場を離れて2年ほどになります。子供並に好奇心旺盛な私が現場から遠ざかるともう新しいものが生まれてこないのです。・・・だったら現場に出れば?って事になりますが・・・やる気はあるんですが、何でも引き時って言うのは大事なんですよね。

 幸い私の下で長年修行してきた後継ですから1から10まで?いや1から5くらいかナ・・coldsweats01 任せても大丈夫なんですよ。私の代わりに若い後継の目と感性が不足した部分の1から5を徐々に埋め尽くして行く筈です。私と同じ様に進むより若い後継の感性で新しい世界を構築してくれると信じて疑いません。

 後継を持ち上げるのはここまでとしてと、私は引退する訳ではありません。これから先長い短いは〃神のみそ知る〃って事になりますが、召されるまで現役を貫きます。

 滑らない話は現場の目を通してご紹介するのが基本と考えています。そこで現場を指揮する立場である後継にも今後執筆参加させようと思っております。私と違う目線でどんな事を書くのか今から楽しみです。

 内藤の滑らないブログが〃荒川慎也の滑らないブログ〃に横滑り?する日はそう遠くはないでしょう。

 改めて今後共宜しくお願い致します。

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スリップアウトの荒川です。

このブログを通して、情報共有の場にしていきたいと思います。

どうぞ宜しくお願い致します。

次回へ       

2013年11月13日 (水)

コメントに質問がありましたので・・・

 前回のブログを見て石灰系についても記してくれないかと言うコメントがありましたので少しだけ書きます。

   石灰系床材の防滑施工は何故難しいのか??

 石灰系の中でも磨きの床材の防滑は殆んどの業者さんが避けられている筈です。ある意味賢明な判断であると思います。避ける最も大きな理由は〃光沢の消滅〃いわゆるロケーションの大幅な変化が挙げられます。・・・石灰系は如何なる酸にも反応すると言う施工者には致命的な特徴を持つからです。

とは言え15年前の私も皆さんと同じレベルにありまして失敗を繰り返したものです。どうしても上手くいかづ悔しくって仕方なかったですよ。とは言え当時は花崗岩の色艶を95%以上維持して如何に滑りを抑制するかと言うテーマに没頭していたので石灰系まで思考する余裕が全くありませんでした。

 インペリアルレッドを筆頭にした赤系御影を皮切りに究極的な山西黒の専用溶剤に至るまで開発し終え、ようやく石灰系を目指そうとしていたら〃やっかいな床材〃が持ち込まれてきたのです。磨きのセラミックタイルを初めて手にしたのが丁度この頃です。

 あれよあれよと言う間にコイツが主流になってしまい懸案であった石灰系溶剤に本格着手したのは平成も20年を越えていました。

 結論から申し上げると何とか出来ました。・・・が、作り置きが出来ないのです。正直なところを申し上げれば、こんなリスクの大きなモノやりたくありませんナ。・・・現場に基本材料を持ち込んで現場で適正に反応調整しながら施工溶剤を作らないと上手くいかんのです。

 こんな回答では私らしくないので、重要なヒントを述べます。滑りの安全レベルを1~5で表現しますと、施工業者である皆さんは通常レベル5を適正とされる筈です。磁器タイル・石材等において仕上がりは別にしてもレベル5を追求する事は間違ってはいません。石灰系の磨きの場合は・・・レベル1を追求してください。

 経験上申し上げますが石灰系はレベル1で十分安全になります。2年目には勝手にレベル2に3年目は当然3に・・・なりますよ。ただし、あくまでも計測値を最重点に思考される、いわゆる滑りと言うものをあまりご理解されてない優等生の皆さんには受け入れてもらえないかもしれませんが・・・。

次回へ

 

2013年10月 8日 (火)

シリカ系床材の共通点と相違点

対応できるのか?と言う私の問いかけに彼等の返してきた言葉は・・・『我々は安全を提供する事が目的であり、現在提供している溶剤で滑りを抑制できるから何等問題はない。』・・・と言う事でした。

以降、『滑りが止まればいいんだ』と言う単純な思考のみが多くの類似業者に伝承され、もっと強く、更にもっと強くとエスカレートし『うちのは他社より良く止まる』となり、営業フレーズ化し世の中に定着したんですナ。

更に、『良く止まる』と言う流れに並行してエスカレートしてきたのが滑りの測定値問題でしょうか。何でも基準化したがるのが世の常なんでしょうが・・・常識として単純化しないと認識されないなんて事を皆さんおっしゃいますが、単純化(基準化)した為に大きなトラブルに発展したケースが多発しているのは周知の通りです。

確かに、長い歴史(経験又は実用化)を経て小型化されたり、単純化されたモノは数えきれませんが・・・そうでないモノも数多くあるのです。

ならんモノはならんと言う事でしょうか。

我々の業界は誕生してまだ20年程度の歴史しかないのですが、携わっているその殆どが未だ先に述べた単純思考から抜け出していないのが現状です。

・・・中略

松下幸之助こと真似した幸之助さんは、ただ人の真似をしてきたのではありません。

Image

単純に努力と言う言葉で表現したらそこまでなんでしょうが、自分が何をすべきか、使命がなんなのかを身をもって実践した人だと思います。何故?何故?の繰り返し。モノの1つの何故?を覗いて見れば顧客ニーズに対する想像力と未来思考を繰り返した経緯が見て取れます。モノづくりの原点はここにあると思います。

今回は無機系の床材の違いと共通点をテーマに簡単に記しました。

毎度内藤は何が言いたいの?ってことになるんでしょうが、ご勘弁ください。

次回へ・・・

2013年9月27日 (金)

無機系床材の特性を良く知る!!

     シリカ系床材の共通点と相違点

 前回はシリカ系床材の共通点を簡単に記しましたが今回は相違点について少し書きます。滑り止めを生業(プロ)とする皆さんには最も重要なテーマとなります。・・・施工溶剤の選択・・・十数年来、私が滑り止め業界に投げかけてきたテーマでもあります。

 タイルを例に考えてみましょうか。施釉の可否・施釉量の相違・焼成温度・焼成回数・土にシリカ補填・陶石粉に粘生物補填・乾燥・加圧等々タイルを製造する材料や製造工程等の違いにより其々に性格の違うタイルが誕生するのです。材料となる粘土の粒子構造・構成に相違が生じます。モースコード・吸水率・耐荷重性等々の数字相違の要因はここにあります。

 施釉タイルはタイルの表面にシリカ成分が集中し、無釉磨きのセラミックタイルはタイル自体がシリカ主体であると考えるべきです。しかもセラミックタイルの粒子構成は極端な表現をすれば超微粒子でほぼ同じような大きさで、相当量の加圧を経たうえで焼成されるのでより緻密な構造構成となります。

 ユーザーニーズは計り知れないほど多いものですし、ニーズが多いほどリスクは拡大するものです。

 過去15年もの間、私が投げかけてきた・・・施工溶剤の選択・・・の意味はここにあります。其々に性格の違う石材やタイルには其れに準じた〃適合した溶剤〃があってしかるべきであり、溶剤に強い弱いと言った表現は不適切なのです。

 かつてオリジナルである米国の連中とのやりとりを一部紹介しますね。私が開発した溶剤を彼等に提した時、〃内藤、多種少量ではビジネスにはならないよ。少種多量がビジネスの基本よ。〃と言われました。そこで私は〃基本は理解するが仮にユーザーに適合した溶剤を求められたら貴方達は対応できるのか?〃と彼等に問い返しました。彼等の返してきた言葉は・・・

以下次回へ

 

 

 

 

 

2013年8月23日 (金)

無機系床材の特性をよく知る!!

      シリカ系床材の共通点と相違点 

 前回シリカ系の床材として磁器タイル・セラミックタイル・花崗岩等を書き並べてみましたが、シリカの含有量についてはほぼ同レベルと考えて良いでしょうが、組成構造という点には其々に大きな違いがあります。シリカの含有量が同レベル?になる訳を一般的な磁器タイルを製造する過程を通して記してみます。

 一例を有田焼きの茶碗と唐津焼の茶器茶碗を使って簡略的に説明します。有田焼の基本原料は近隣で採れる花崗岩の一種です。石を粉砕し粘土を作ります。石だけでは粘土状にならないので澱粉等混ぜ合わせているようです。元々花崗岩に含まれるシリカ成分は75%前後ですから、焼き上げた製品にはシリカの一部が溶けるので透明感が出てきます。当然澱粉等は燃焼してしまいます。

 唐津焼の原料は赤土が主となります。使う赤土のシリカ含有量は石の半分以下になりますし、この状態で焼き上げると殆ど割れてしまいます。その為に赤土にシリカ含有量の多い硅石や長石などの粉を補填し粘土をつくるのです。粘土をよくこねるのは空気を抜く為だけでなく粘土にバラツキが出なくする意味もあるのです。更に釉薬(シリカ成分)を使うのは隙間を埋める為でもあるのです。

 セラミックタイルは更に手が込んでまして、原料となる花崗岩を粉砕する前に1200℃前後で先に焼くのです。シリカ・アルミナ以外の不純物を除く事が目的のようです。事前焼結といいますが、その後微粉末にしアルミナを補填して粘土を作ります。この工程は有田焼の場合と類似しますが、その後2000~3000トンレベルでプレスしセラミックタイル適温1280℃で焼き上げます。

 以上焼き物として3点を例に挙げてみましたが一般的な磁器タイルも同じ様な考え方で作られているのです。そこで共通点を見出すとすれば、シリカ・アルミナの含有量でしょうか。其々にバラツキはあるにせよ、75~99%が2つの成分で構成されているのです。

 では相違点ってなんだろう?・・・となりますが、その話は次回にします。

次回へ

2013年7月25日 (木)

お久し振りです・・・

 内藤統括、最近サボり過ぎでは?・・・あちこちから暖かいお叱りを頂戴しておりますので正直に申し上げます。・・・〃サボってます〃

 血が騒ぎ常に何かをやっていないと落ち着かない年齢を過ぎたのでしょうか・・・全ての筋肉が緩みはじめ、血の巡り頭の回転も知らぬ間にかなり低速回転?にシフトチェンジしているようです。

      シリカ系と石灰系の違いについて

 最近講義している中で受講者が最も興味を示したシリカ系と石灰系の床材の違いについて少しだけ抜粋して書いてみたいと思います。

 各種大理石・テラゾータイル・モルタル・砂岩・ギョウカイ石(十和田石・若草石等)は石灰系の床材で磁器タイル・セラミックタイル・花崗岩等はシリカ系の床材となります。従って其々の床材に滑り止めを実施する場合は施工溶剤の選定が基本(入り口)となります。

 私の講義の中では各々の床材の成り立ち、成り立ちの違いによる組成構造の変化、反応性の変化等が教材を用いて説明するのでより理解し易いのですが・・・残念です。

 基本的に石灰系の床材は全ての酸に反応します。ただし、使用する酸に同じ反応をする訳ではありませんから施工溶剤として使用する場合は其れなりの経験とノウハウが求められます。・・・以下省略

 シリカ系については1つの基本があります。フッ化物+酸と言う単純な基本です。ハッキリ申し上げますが、未だに類似業者の皆さんはこの単純な基本の中で頑張っていらっしゃいます。故にもっと強くとか弱くとか反応時間に神経を使ったりとかになる訳です。

 自然石の床材の組成構造、色彩、吸水性等々は成り立ちで各々変化があるのは当然で、その成り立ちを理解する事が肝要なのです。困難であり、ある意味で時間と金を浪費する事になりますが、これを克服しない限り、次のステップ(段階)には進めないのです。

 克服しステップアップしたとします。次に重要なのは各々シリカ系床材の反応状態を知る事です。単純基本の溶剤を塗ると過剰に反応しシリカが露出し白っぽく仕上がってしまいます。滑りは十分に抑制されますが見た目の変化が激しく、また汚れも付き易くなってしまいます。

以下次回へ

 

 

 

 

 

2013年5月31日 (金)

大阪府箕面市に移転しました。

              心機一転・・・

 仲間等の助成を受け、とりあえず営業再開の手筈が整いました。電話・FAX等すべてが変わり皆様には大変ご迷惑をおかけする事になりますが暫らくの間ご辛抱いただきますよう宜しく御願い申し上げます。

 

2013年5月16日 (木)

又々事務所を移転する事になりました

             やっと落ち着いたと思いきや・・・ 

 大阪府池田市に移転して4年、ようやく定着したと思いきや・・・耐震不良の為ビルを立て直すと言う事態となりました。真面目な私?になんで不良が付きまとうのかと思い悩みましたが・・・シャーないですナ。ん・でもって次の移転先は箕面市となりました。

 このところバタバタしておりましてブログも久方ぶりにサボりをかました結果、2008年7月22日に開設以来、初めてご来客0人を記録致しました。・・・何でも初めての出来事というものはそれなりの意義があるものです。・・・又頑張ってみますので改めてまたのご来店宜しくお願い申し上げます。・・・(u_u。)

 ただいま移転準備中ですので落ち着き次第、皆様にホームページを通じ新居先をお知らせする事にいたします。今暫くお待ちください。

次回へ

 

 

 

2013年3月25日 (月)

免疫力低下現象・・・何かがおかしい??

        食アレルギー人口増に憂う初老の私・・・

 小学校の給食。内藤少年はその為に学校に行っとったようなもんです。給食当番って言うのがありましたナ。当番の日は特に楽しみでした。配給まで全部任されるから当日に限っては満腹がほぼ約束されたのです。沢山残るように配給すれば良いのです。配給係は暗黙の了解のもと最後に残った分をせしめる事が出来たのです。あーセコイセコイ(o^-^o)

 生徒が多い時代ですから給食のオバちゃんも大変だったでしょうナ。給食室には1週間の献立表が掲示されていて、5~6人のオバちゃんが大きな鍋で給食作とったナ。多少の好き嫌いはあったにせよ皆んな喜んで食べとったナ。食アレルギーなんて言葉すらない時代の話です。

 休みともなれば、とにかく一日中外で泥んこになって遊んでましたナ。滅茶苦茶泥んこになっても親に叱られる事はなかったですね。夏場になると釣りに行き、海の岩場であろうが溜池であろうが関係なし、ついでにドボンと飛び込んでましたね。危ない汚いなんて言うのは全て自分が決める事で自由に行動してました。時には怪我もしましたが、親は生活を支える事に必死ですから・・・ツバでもつけとけ・・・と言った具合でしたナ。

 内藤家だけがそうだったのではないのです。私の記憶にある家庭の殆んどがそうであったように思います。いかんせん近所っていうのは家族同様の付き合いが当たり前だったんですからね。親に叱られるより近所のオバちゃんオッチャンに叱られる事の方が多かったんですよ。常識、良識はこのような環境で育まれたように思います。

 食生活がどうであったかを少し書きますと、これが又オモロイですナ。育ち盛りの男の子が5人ですからそりゃもう賑やかな事この上ないって感じでしたね。基本的に我が家の料理は質より量でなければ家計が保たれません。食っても食っても腹いっぱいにならない連中が5人もいるわけですからね。母はかなり知恵を絞っていたと思います。(笑)

 食べ物を捨てるって事は殆んどなかったですね。捨てるか捨てないかは匂いと味の変化で決めていましたナ。これくらいはまだいける、火を通せば大丈夫とか五感と知恵が当たり前にフル活用された時代でした。

 いろんな疾患に対し免疫力を発揮しうるのはこの時代を経験してきたからでしょうね。

 時代が違うし環境も変わったんですから仕方ないですヨ。・・・確かに。でもね。何かがおかしいんです。・・・生活の変化ですから教育環境の変化なのでしょうかね?

 学校及び教育委員会・職場・監督省庁等、其々の指導指針、それに伴い必然的に生じる其々の利害関係等々が今日の生活環境を育んできたのでしょうかね。それに情報でしょうか。是非は抜きにしても有難いものです。充実した情報網の膨大な情報量の中、全てが身近に感じられる社会です。有難い有難いがこれだけ増え続けると有り難くなくなって、有難いって言うと今更何言うとんねんオッサンみたいな・・・

 これだけ膨れ上がった情報網ですが、なんでも有りって訳にはいきません。其々にモラールと共に規制(ルール)が擁立されてきました。賞味期限・消費期限の表示義務化もその一環でしょうね。厳しさを求め求められる事はいい事です。商品化された食製品はPL法等の法規制の中で流通する訳ですから常に完璧で安全(清潔で新鮮)でなければなりませんし、当然理解は出来ます。・・・味噌・豆腐・弁当やお惣菜・うどんにラーメン・ハム類に乳製品・・・数えたらキリがないくらいの製品が日々ゴミ処分されている理由はそこにあります。

 一店舗のコンビニで月平均150万円程度の廃棄ですからスーパー業界等を合計すると年間500億円以上の食品が生ゴミになっているんでしょうね。小市民の私故に思うのです。アーもったいない。

 賞味期限・消費期限後の食品を自己責任で買える法律が出来たら生産者・販売者・そして我々小市民の各々に大きなメリットが生まれると思うのは私だけでしょうかね。少しは昔に思考を戻してもバチは当たらんと思うのです。思い違いかも知れませんし、極めて小さい部分かも知れませんが、安全過ぎる食生活が免疫性を低下させ食アレルギーを誘発している様に思えてならんのです。

 太り気味ですが61才にして頑健?な私です。そしてそこには自由にそして逞しく育ててくれた今は亡き両親に感謝があります。

次回へ

 

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